Sanomiso Corporate Site

Creative Direction

味噌の販売からレシピサイトや店舗の紹介まで、多様な出会いの場を楽しめるサイトに

佐野みそさんは全国の小規模な蔵元で造られている、なかなか市場に出回ることのない特別な味噌を70種類以上取り揃えています。これらの味噌をお客さまに届けるために、店舗やオンラインの販売のみならず、味噌の好み診断、好み検索を行う「噌ムリエ」、みそ汁体験ができる「味苑」などのサービスも提供しています。

お客さまが自分自身に合う味噌と出会えるように、サイトでは導線をわかりやすく設置し、店舗の違いや愉しみ方も網羅できるようなサイトを目指しました。

佐野みそさんは1934年に創業し、3代にわたり続く歴史ある企業です。サイトにある多くの文章は今まで佐野みそさんが重ねたきた時間と思い、お客さまとの関係によって作られています。ウェブサイトの制作開始時、佐野みそさんからこれまでの歴史、大事にしてきたこと、これからのこと、味噌への思いなど多くの考えや言葉を聞き、少しずつ整理しながら情報設計とデザインを行いました。伝えたいこと、伝えるべきこと、伝える量、伝え方、伝える順序を佐野みそさんとneccoチームで何度もやりとりをして設計し、デザインを作りました。

Web Design

多彩な味噌の魅力を伝える
あたたかみのあるデザインに

メインビジュアルでは、お気に入りの味噌を楽しむ姿をイメージできるような写真を大きく配置。店舗とオンライン、どちらからでも気軽に味噌を購入していただけるような導線を意識して作成しました。サイトの配下では、多彩な味噌をより身近に感じていただけるよう、味噌のイラストや店舗の写真を散りばめています。

サイトのフォントにはA1ゴシックを使用し、個性はありつつもあたたかみのある味噌の奥深さを表現しています。

佐野みそさまの店舗で感じることできる、味噌への熱い思いや丁寧な雰囲気をウェブサイトでも感じていただけると嬉しいです。

Web Development

WordPressブロックテーマを採用

佐野みそさまにて全ページを柔軟に更新できるよう、WordPressのブロックテーマを採用しました。テーマの実装は、主に北海道を拠点にウェブサイトの実装や構築を行う株式会社HAMWORKSさんが担当しました。

ブロックテーマを採用することで、サイトの全てのレイアウトをWordPress管理画面上から変更できるようになりました。テーマ内では、ボタンやカードリストのような、あらかじめ共通で使用するパーツを用意。管理画面上から好きな場所に配置できます。カラム数や余白、色などを柔軟に変更できるように構成しているため、レイアウト調整も簡単に行えます。

neccoでは、よくある質問ページ、ワークショップページの実装をお手伝いしました。ワークショップページでは、外部の予約システムを取り入れ、安全かつ簡便にイベントを管理できるよう構築しています。
※ワークショップページは後日予定です。

Client Voice

「想いを深く理解しよう」「それを適切にデザインに反映させよう」としてくれる姿勢にとても助けられました。

使いやすさやページの印象だけではなく、 「私たちのお客様はどんな人々か」「その方々がサイトを見たときに、どんな行動をとってもらいたいか」「最終的にどんな生活を送ってもらいたいか」という、弊社の熱い「根っこ」の部分について、しっかりと聞いてくれました。

neccoさんとのコミュニケーションを通して、「佐野みその提供しているものは何か」「私たちの強みは何か」など、改めて『私たち（佐野みそ）』『商品』『お客様』が改めて明確になりました。ありがとうございました。


佐野味噌醤油株式会社
Web担当　辻 あんな