はじめましてアシスタントデザイナーの八田です。佐賀から東京へやって来ました!

はじめまして!2025年4月、neccoに入社したアシスタントデザイナーの八田誠太朗です。タイトルの通り、自分は九州の佐賀県出身で入社1ヶ月前の3月ごろまでは福岡の専門学校でデザインを学ぶ学生でした。生まれてから食べてきたラーメンがほぼ豚骨なので勝手に「豚骨の民」を名乗っています。

3ヶ月ほどの試用期間は瞬く間に過ぎ、neccoでの生活やお仕事に少しずつ慣れてきました。そんな今だからこそ、わかることもある!なので、入社からのこれまでを振り返るためにこの記事を書きたいと思います。

高校から専門学校と、入社までのこと

高校にて初めてデザインに触れる

デザインに初めて触れたのは高校生。小さいころから絵を描くことが好きで、中学からの進路を考える際に「絵を描きそうだから」と地元近くのデザイン科のある高校に入学しました。

最初はデザインについてまったく知らず、興味もそんなにありませんでした。ですが、伝わるように情報を整えられた時の気持ちよさや制限された中での表現の面白さ、世の中のデザインは何があって、どう人々に影響を与えているのかなどを授業を通して知ります。

高校生の頃の自分。部活中の一枚

福岡の専門学校でウェブデザインと映像を専攻

しだいにデザインへの興味は強くなり、高校卒業後は福岡にあるデザイン系の専門学校に進みました。1年次での平面構成やデッサンなどの基礎に加え、もともと映像制作にも興味があったので2、3年次には映像と、映像のように動的なものということでウェブを専攻しました。ポスターやフライヤーのように1枚に収め、一瞬で伝えるデザインも面白いですが、ウェブや映像のように始まりから終わりまで全てで伝えたいことを伝え、体感してもらうのは起承転結のあるストーリーを作っているようで、より面白さを感じました。

余談ですがウェブ専攻ではコーディングやデザインについて、福岡にあるウェブ制作会社「5ive inc.」代表の下村さんとデザイナーの中島さんに教えていただきました。お二方をはじめ、5iveのみなさんには授業だけでなくポートフォリオ制作やサークル、アルバイトなど、本当にお世話になりました。学校生活が楽しかったのには様々な理由がありますが、そこに5iveの存在があったからというのは間違いありません。改めて、感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました!

福岡と東京で皆さんとかなりの距離がありますが、またご飯など行きましょう!これからもよろしくお願いします!

卒業式後に5iveの下村さん(右)、調さん(左)と撮った一枚。調さんはサークルでとてもお世話になりました。

2025年4月にneccoへ入社

入社のきっかけはXのとある投稿

入社への第一歩は昨年、2024年10月のことでした。Xを眺めていると一つの制作会社がデザイナー募集しているのを発見。

それが株式会社necco、募集を見る前から「CSS Nite」でのイベントへの登壇やSANKOU!さんのようなギャラリーサイトなどで会社の存在については知っていました。これはチャレンジしてみるしかない!この瞬間そう思っていたのを今でも覚えています。

というのも多くの経験を求めて東京に出たいという思いを持っていたこと、就活中でそろそろ本腰を入れないとというタイミングでもあり、この募集に応募しないという選択肢はありませんでした。実際、6月ごろから東京を拠点にしているウェブ制作会社を探しており、募集をされている会社をいくつかピックアップしていました。

1ヶ月という期間の長さやその後3度の面談と、若干ひるみつつ「出すだけなら痛くねぇ」という気持ちで募集最終日の10月31日にポートフォリオを送信。

正直なところ通らないかなとも思っていましたが、無事通過!喜びとともに11月の課題選考に進むことになります。

卒業制作と並行してのneccoのデザイン課題選考

実は課題選考が行われていた11月は卒業制作を並行して行っていました。卒業制作は作るだけでなく、2025年2月に展示会を行います。それまでに一度展示できるか否かを決める審査の場がありました。一定の基準まで制作できなければ2月に展示することができないのですがその審査が12月、そのため11月は卒業制作にも力を入れなければならず、それとの両立に苦労した記憶があります。

neccoのデザイン課題は2度の提出の後、ブラッシュアップを重ねて最終稿を提出するという形でした。ですが、卒業制作との並行作業ということもあり、思うように進まず、1度目の提出は17日頃とかなり遅れていました。が、デザイナーチームの皆さんからの温かく素早いレビューもあり、何とか最終稿まで制作することができました。

課題選考も通過となり、12月にチーム面談、役員面談、社長面談と3度の面談を経て、翌年2025年4月に入社させていただくことになりました。neccoの皆さんとの会話はどの面談でも楽しく、自分のことをのびのびと伝えることができました。今思うと申し訳ないなと思いますが、どれも予定時間より長く話してしまいました。

社長面談中の阿部さんとの一枚

課題の内容については阿部さんが執筆したこちらの記事から!

neccoのデザイナー採用と採用課題の話 – Stack Nagoya Fes Vol.3に登壇しました。とその後の社長面談まで

新卒、初のひとり暮らし

入社目前の2025年3月下旬、佐賀から東京へ引っ越し、新たな生活が始まりました。

学生の頃は実家から学校へ通っていたので、実は初のひとり暮らしです。想定していたよりは苦戦していませんがやはり大変だ……と思う毎日ですね。

一番大変なのは食事の用意です。朝の時間は一時間ほどの通学時間があった学生のときよりは伸びましたが、朝食や皿洗いなどでむしろ前より短く感じます。夜も同じで帰宅してから夕食を用意をして片付けをしてとやっているともう22時!こんな感じでいつの間にか夜遅くになっていたりするので、他の人がやってくれていたことのありがたみを感じます。

お母さんお父さんありがとう。

他にも掃除や洗濯など、ひとつひとつはそこまで時間がかからないけど放っておくと溜まりに溜まっていつか痛い目を見ることも多く、実際皿洗いに関しては何度もためてしまって苦労してしまいました(笑)

初めて作った肉じゃが

新卒、初のお仕事

4月からのneccoでの業務

今はアシスタントデザイナーとして様々なことを行っています。

  • サイト内で使用するアイコンやイラストの制作
  • MVの案出し
  • 実績公開用の正方形動画制作

最初のお仕事はアイコン制作でした。線のみで表現をするものであったことや、サイズがかなり小さいこともあり、そのなかで見る人にうまく内容が伝わるものを作成するのは難しくはありましたがとても面白かったです。「これは表現する、これはしない」と選び取るものによって伝わり方が大きく変わってくるので、アイコンだけでなく、全体のデザインでも活きる力が鍛えられたと思います。

また、映像制作も多く担当させてもらっています。主にXで投稿する実績公開用のスクエア動画の制作を行っており、阿部さんや冬菜さんにレビューをいただきながらこれまでに3つほど作らせていただきました。もともと一人でひっそりと課題等で映像制作を行っていたので、他の方に「ここもう少し早くしてみたら?」「もっと派手に行ってみよう!」などの具体的なアドバイスをいただけるのは新鮮で、自分の感覚を成長させることにもつながるのでとても楽しく制作させていただいています。

入社前はまさかここまで映像にかかわらせてもらえるとは思っていませんでした。自分のできることがしっかり業務にも反映されてありがたい気持ちと共に、よりできるように頑張っていこうと背中を押される感覚もあります。改めて、入れてよかったと思えました。

入社して最初に制作した映像。Xでの実績公開のために制作しました。

東京オフィスでの日々

日々思いますがneccoは本当に仲がいいです。お昼のランチタイムや時折開催される「夕方ティータイム」などの時間は日々の楽しみの一つで、食事がというよりはneccoメンバーとの会話がその理由です。

休日のことを話したり、最近見つけたおすすめの店などを共有したり、好きなアーティストについて話したり教え合ったりなど、冗談を交えつつみんなで雑談をするのは楽しいです。皆さん好きなことや得意なこと、日常的にやっていることなどが多種多様なので、いろんなお話を聞けるいい機会となっています。

まだ1年も東京にいないため自分にとってはほとんどが未知の場所です。何気にneccoで教えてもらう東京のことが一番の情報源だったり。教えていただいた美味しいお店や美術館などはメモしたりブックマークしたりしているのでいつか行ってみようとワクワクしています。

4月終わりにみんなでケーキを食べた時の一枚。いつもこんな感じで自撮りしています。

さいごに

4月にneccoに入社してから約5ヶ月。デザインに映像などすでにいろんな事をさせていただき、そのなかで自分の課題もはっきりしてきました。

  • 完了までの工程を想定、分解し、やりやすい具体的なタスクにしてから制作に入る
  • 詰まったり悩んだりしたら相談する
  • 自分の進捗やタスクをその都度、共有する

これらのことは、まだしっかりやれているとは言えません。制作においても想定した時間よりかかってしまったり、思ったような制作物を作れなかったり、何も思いつかなかったりなど歯がゆい場面も多いです。

ですがneccoでの日々は間違いなくこれまで以上に学びを感じています。今はまだメンバーの皆さんに力を借りっぱなしですが、たくさんデザインや映像に向き合い、学び、近い将来でメンバーに頼られ助け合える存在になれるよう頑張っていきます!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!