田口 冬菜
田口 冬菜

necco note

入社すぐのデザイナーがAfter Effectsを使いはじめたきっかけと理由、実際どうだったか

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デザイナー・モーションデザイナーの田口です。

neccoではウェブサイトやUI、ロゴ、紙媒体のデザインなどのデザイン業務を中心に担当していて、After Effectsでのモーション制作も取りいれています。

今年は映像系メディア・Vookさんのウェビナーにもゲスト講師出演させていただき、デザインもモーションももっとがんばりたいと思っています。

Vook主催「そのイラスト、動かしてみない? WebデザイナーのためのAfter Effects入門」に2日間ゲスト講師出演しました。 – necco note | necco inc.

ちょうどこの7月でAfter Effectsを使いはじめて2年になります。

また先日、「After Effectsを使えるようになろう」と思ったきっかけでもあるプロジェクトも公開されたので、2年前のことを振り返りつつ、After Effectsをはじめたきっかけ、理由、実際にどうだったかなどを書いていきます。

After Effectsが気になっているデザイナーの方や、何か自分の強みを作りたいと思っている方のお役に立てればうれしいです。

After Effectsをはじめたきっかけ

After Effectsを使ってみようと思ったのは、neccoに入社してすぐのタイミングでした。当時デザイナー歴は約1年半ぐらい、会社の仕事に少しだけ慣れてきたかも…?ぐらいのときでした。

きっかけは新しく担当することになったプロジェクト。

縫製料金を自動で見積りできるウェブアプリケーションと、そのサービスサイトおよびブランドのデザインを担当することになりました。新サービスの立ち上げだったので、サービス内容も名称もコンセプトも何もない、ゼロからのスタートでした。

サービス開発やブランドデザインの過程は割愛しますが、サービスサイトのワイヤーを作っている段階で「文章で説明するより、実際の画面が見れる方が使ってみたいと思ってもらえそうだよね!」となったのが、After Effectsをはじめるきっかけになりました。

画像は2年前に作った初期のワイヤーたたき台と後半のワイヤーです。ワイヤーを見てもわかる通り、かなりはじめの段階から動画を使うことは決めてました。

そのときの自分にはモーションの知識も技術もまったくなかったですが、「必要なものは作る」「できないならできるようにすればいい」という考えが強かったので、とりあえずはじめてみようと思いました。

最終的にできた「FiTO」の実績ページはこちら。

FiTO Service Design & App – 株式会社フクル | necco inc.

メインビジュアル含め合計5つの動画を制作、使用しました。ほかにもアプリケーション内で使用するチュートリアル動画や、イラスト・キャラクターを動かしたりしています。

After Effectsをはじめた理由

After Effectsをはじめようと思ったきっかけはFiTOでしたが、実際はほかにも理由がありました。

はじめる理由は1つでもいいけど、多ければ多いほどやる気になれます。

また、つまずいて心が折れそうになったとき「やめない理由」にもなってくれるので、新しいことを学ぶときは理由を明確にしておくのオススメです。

1. 社内での存在価値、強みを作るため

先にも書きましたが、neccoに入社した当時のデザイナー歴は約1年半でした。はじめからスーパーデザイナーだったらよかったですが、もちろんそんなこともなく。

いまでは大好きなFigmaも未知のツールで、業務にも慣れないといけない、誰かに質問して教えてもらわないと仕事ができない状況でした。

新入社員だからしょうがないじゃん、と言えばそこまでですが、neccoのようにメンバーが少ない会社では個々の力、働きがとても重要です。ひとりがチームに与える影響も大きいので、みんなの足を引っ張る存在にはなりたくない、絶対ならない、と思ってました。

私が教えてもらっている間は、教えてくれている人の仕事が止まります。属人的な仕事も多く、その人の仕事が止まっている間はプロジェクトの進行も止めてしまいます。でも聞かないと仕事ができません。

そんな時間はできるだけ短くしたかったし、「はやく仕事に慣れないと」という気持ちと、「自分もみんなに貢献できる、頼ってもらえる強みを作りたい」と思う気持ちが強くなりました。

そんな背景もあり、「いまのneccoに必要なものは何か?」「これがあればもっとneccoは強くなるのでは?」「しかも自分に合っているものはなんだろう?」と考えた結果、やっぱりAfter Effectsをやろうと思いました。

2. お客さまに提案できることの幅を広げるため

できることが増えれば、お客さまに提案できることの幅が広がります。例えば、

「こんな動画があるとよりいいかも」
「イラストが動いた方が目を引くし、ブランドイメージを強化できるかも」

そんな場面で社内に動画を作れる人がいるか否かで提案の内容は変わると思います。

外注する手もありますが、その表現手法が現実的かどうか、本当に適しているかなどをすぐに判断できる人、作った経験がある人がいた方がスムーズです。

また、2年前のneccoにはモーショングラフィックスを扱えるメンバーはいませんでしたが、イラストやグラフィックが得意なデザイナーはいました。(過去形になってますが健在です!)

動かせる素材はいっぱいあって、静止画でもいいものは動かしたらもっとよくなる可能性がある。その点から見ても、モーションをはじめれば表現の幅がぐっと広がる、neccoはもっと強くなれると思いました。

結果的に提案できることの幅が広がったのはもちろん、プロトタイプのようなものを作ってメンバーやお客さまに動きのイメージを事前共有できるようにもなりました。

特にウェブサイトのインタラクションは実装するまでイメージがつきにくいですが、After Effectsでサンプルを作ってお客さまに見ていただくと喜んでもらえることが多いです。またエンジニアさんとのイメージのすり合わせもスムーズです。

WORDSウェブサイトのインタラクションイメージ
株式会社WORDSさんのコーポレートサイト制作時に作ったプロトタイプ動画

3. 会社の価値を高めるため

先にも書きましたが、After Effects・モーション制作をはじめて技術を磨き、仕事の幅や質を高めることでお客さまに提案できること、表現できることが増えます。

その時点で会社の価値は高まると思うのですが、さらに知見と経験をブログ(necco note)でアウトプットすることで、「この会社は動画を作れる人もいるんだ」「新しいことに挑戦している会社だ」と認知してもらえる機会が増えます。認知の増加は、お仕事のご依頼や採用応募につながる可能性も高めます。

以下、実際に2年前からちょこちょこ書いている動画関係の記事です👇

これは予想外でしたが、今年はメディアでのゲスト講師出演の機会もいただきました。参加申込数は合計1,800名以上で、たくさんの方にneccoのことを知っていただけたんじゃないかなと思います。

Vook主催ウェビナー「そのイラスト、動かしてみない? WebデザイナーのためのAfter Effects入門」DAY1バナー

Vook主催「そのイラスト、動かしてみない? WebデザイナーのためのAfter Effects入門」に2日間ゲスト講師出演しました。 – necco note | necco inc.

また昨年はCSS Niteさんにneccoで登壇し、その中でモーションについての話もさせていただきました。

CSS Nite「お客さまの事業を強化するためのデザイン。」サムネイル画像

CSS Nite「お客さまの事業を強化するためのデザイン 〜WORDSウェブサイト制作の裏側 〜 」に出演しました。フォローアップあり。

登壇してる人って、なんかすごい人に見えませんか?(語彙なくてすみません)登壇している人がいることも、会社の価値を高めるひとつになると思います。

SNS(@fuyuna_design)は私個人のものとして発信していますが、私のことを知ってくれる人、いいなと思ってくれる人が増えることで、「この人がいるneccoって会社が気になる」「neccoいいじゃん!」と思ってもらえる可能性もあります。

個人の発信、会社のブログでの発信、メディア出演、どれも会社の価値を高める一助になると思うので、これからも積極的につづけていきたいです。

新しいことを学ぶのが好きだった

もうこれは見出しそのままなのですが、2年前にAfter Effectsをはじめた理由のひとつが「新しいことを学びたかった」からでした。

学びつづけてないと死ぬんじゃないか、前に進みつづけてないとおかしくなっちゃうんじゃないか、と思うぐらい自分は変化を起こしつづけたい性分なので、入社すぐで覚えることが多いだとか、デザイナーとしてもまだまだなのに新しいスキル…、とか頭の片隅にはありつつ、結局すべて無視してはじめてしまいました。

まとめ:After Effectsはじめてよかった

2年前、neccoにデザイナーとして入社してすぐAfter Effectsをはじめたきっかけ、理由を振り返ってみました。

実際にどうだったかを混ぜて書く気はなかったものの、なかなか思ってた通りになったなとか、想像以上にいいことがあったなとか感慨深い気持ちがでてきて書いてしまいました。

あの頃の自分に何か言葉をかけてあげるなら、「モーションは必ずデザイナーとしての自分の武器になるよ」「会社にとってもいい影響がいっぱいあるよ」「いま仕事めっちゃ楽しいよ」って感じです。

ゴリゴリの映像制作やモーショングラフィックスのスキルが身についたかというとそんなことはないですが、自分なりの、デザイナーなりのAfter Effectsの使い方を見つけたおかげで、いま楽しく仕事ができています。いままで関わることのなかった映像・モーション界隈の方と交流できる機会もできてうれしいです。

2年間あっというまでした。引き続きモーションやデザインのレベルアップができるようがんばっていきます。💪

田口 冬菜

田口 冬菜

Fuyuna Taguchi

三重県伊勢市生まれ。高校卒業後、4年間医療を学び理学療法士になる。二次救急病院のリハビリテーション科に所属し、急性期および回復期、外来の整形外科、脳血管、呼吸器、心臓疾患など臨床を経験する。臨床6年目で趣味としてデザインを学びはじめたところ、ハマりすぎてデザイナーに転職。半年後に上京、都内のデザイン会社へ就職し、2020年6月からneccoにデザイナーとして参画。人の心を動かすもの、魅せるデザインを日々探究中。仕事や自主制作でモーションデザインも楽しんでいる。最近は3DCGモデリングにもハマっている。好きなものはデザイン、本、アート、お出かけ、インテリア、犬、効率化。じっとしていることが苦手。おもしろそうなことはなんでもやってみる。

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