こんにちは。アドベントカレンダー6日目は、アシスタントデザイナーの福井です!

この記事では、アシスタント11ヶ月目の私が「仕事を安心して任せられるアシスタントデザイナー」になるために、日々気をつけていることをご紹介します。今回はデザイン面だけではなく、社会人として大切だと感じたことも書きました。

同じアシスタントの方や、アシスタントを育てる立場の方に読んでいただけると嬉しいです。

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1. どこでも整理整頓!

出社したらまずデスクの整理を行います。

身の回りの整理だけでなく、掃除機をかける・食器を片付けるなど、出社後にすぐに行うようにしています。もちろん他のメンバーも同じようにしています。

「環境を整えない、Figmaの整理をしない人はデザインの上達はできない!」とCEOの阿部さんから教わっているため、リモートワークの時も自分の机周りは常に綺麗にすることを心がけています。

デザイン面でも整理整頓は欠かせません。
特にデザインレビューをいただくときは、以下のことに気を付けて整理を行います。

  • フレームの間隔を揃える
  • 案の種類を丁寧に分ける
  • 不要なパーツ・フレームはFigmaに「アーカイブ」のページを作成しまとめる

検証した案を整理していくことで、デザインの言語化にもつながっていると感じます。デザイン作成中もFigma画面が乱れがちなので、いらないものはアーカイブページに置く、検証案はセクションでくくるなど、誰がみてもわかりやすく整理するよう気をつけています。

OGP案を出した後のFigma画面
OGP案を出した後のFigma画面のイメージです。整理&使用イメージに当てはめて、良いと思った案に印をつけ、レビュー依頼します。
アーカイブページ
実際のFigma「アーカイブ」ページの一部です。このように不要なパーツを整理します。

2. タスクの整理を丁寧に行う

整理整頓が終わったら、朝のうちにタスクの整理を行います。neccoではタスク管理ツールとしてAsanaを使用しています。

1日のタスクを着手する順番に並べていくことで、大まかなスケジュールを把握し、一つのタスクにどれくらい時間をかけられるかを考えることができます。

私がタスク管理で気をつけていることは、

  • 後回しにしがちな自社のことを朝のうちに行う
  • 優先順位を考える
  • 時間のかかりそうなタスクは分解する
  • 期限を入れる

です!タスクを整理しながら「このタスクは今日絶対に終わらせる!」という意識を持つだけで、進みがまったく違います!なので、タスク管理をとても大切にしています。

整理が終わったら、デザイナーチームに今日のタスクを共有します。
リソースの確認ができ、先輩デザイナーがアシスタントに依頼しやすくなります。
同時に、他のアシスタントが何をやっているのかも把握します。

Slackでデザイナーチームに1日のタスクを共有
Slackでデザイナーチームに1日のタスクを共有

3. テキストコミュニケーションでの気づきを大事にする

neccoでは主にSlackを使ってテキストでコミュニケーションをとります。仕事をしている場所が違うメンバーもいる、東京オフィス内でもメンバーの集中を途切れさせないようにSlackでメッセージを送ります。

Slackのチャンネル数は100近くありますが、自分の入っていない案件も雑談もできる限り目を通します。

  • メンバーが現在何を行なっているのかを把握できる
  • 手伝えることがないか声掛けができる
  • 困ってるメンバーがいないか確認できる
  • 他のメンバーへのアドバイスもメモできる
  • 東京オフィス以外のメンバーとのコミュニケーションが取れる
  • 案件の大体の進行状況を把握できる

といった様々な気づきの機会を得ることができます。誰に任せようか、という話になる時には自分から行います〜!と声をかけ、依頼する負担を減らすことを心がけています。アシスタントの立場だからこそ、「受け取る」だけでなく、「活かす」意識を持つようにしています。

自分が関係していない案件でもレビュー内容には目を通し、ブックマークするようにしています。
自分が関係していない案件でもレビュー内容には目を通し、ブックマークするようにしています。

4. すぐ動く!すぐ返す!先回り!

15分以内で終わりそうなタスクを頼まれたときは、タスクを作成せずすぐ着手します。すぐに対応できない場合はAsanaにタスクを作成し、「◯時から着手します!」と伝えるようにしています。

そうすることで、自分自身も時間のメリハリをつけられますし、依頼した側も安心できます。「福井さんに依頼してよかった」と思ってもらえるよう、早めの着手・報告を心がけています。

Slackの返信は基本5分以内を目標に、常に確認を行っています。「今はデザインは遅くても返信は早く!」を自分のルールにしています。特にリモートの日も多いので、心配をかけないという意味でも、返信は早めに行うようにしています。

先輩デザイナーの龍神さんを見習って、常に進行中のプロジェクトのFigmaページは開くようにしています。リモートの日には、オフィス内レビューが行われている時に、会話を推測し、依頼される前に先回りしてデザインの調整を行うこともあります。いないはずなのに、オフィスにいるかのようだと言っていただけるようになりました(笑)

龍神さんがアシスタント時代に気を付けていたことも参考にしているので、こちらのブログもぜひご覧ください✨

5. デザイナーの一員として意識する

私はまだアシスタントですが、お客さまにとっては肩書きは関係ありません。
「アシスタントだから」ではなく、「デザイナーとして」どうすればより良いものを作れるかを考えるようにしています。

案件ごとの価格感を意識し、「この作業にどれくらいの価値があるのか」を考えることで、責任感も生まれました。ただタスクをこなすだけでなく、“任せてもらえる人”を目指して仕事に向き合っています。

この11ヶ月で変わったこと

最初は社会人としてのマナーや、会社の仕事の進め方に慣れることにとても時間がかかりました。

本当に少しずつですが、1つ1つタスクを作成し着実に完了させること、「デザインは遅くても返信は誰より早くすること」、「相手を困らせないテキストコミュニケーションを心がけること」など、意識する内容が増え、それを実行できるようになってきました。

作業の進め方や報告のタイミングも、少しずつ掴めてきたように思います。

そして、失敗をしたときも「次はどうすれば防げるか」を考え、行動に移せるようになりました。できるようになったというより、「どう行動すればいいのか分かるようになった」という変化が大きいと思っています。

今後の目標

アシスタントとしての基礎をより磨きつつ、先輩の考えを理解し、チームの一員としてより自分から動けるようになりたいです。デザインの成長も続けていけるように精進していきます。

“任せてもらえる人”であると同時に、「この人に頼みたい」とまずは社内から思ってもらえるようなデザイナーを目指して、これからも成長していきます。

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

小さなことを丁寧に積み重ねることが、結果的に信頼につながると感じています。これからも日々の仕事を通して、少しずつできることを増やしていきます。

明日の記事は先月入社したフォトグラファー小林さんの「 写真レタッチ基礎」の記事です!お楽しみに〜✨📸


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2025年12月3日更新

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