Fuyuna Taguchi田口 冬菜

Designer / Motion Designer

#Himagakirai #PT #Early-Morning

田口 冬菜

Profile

思い立ったらすぐ行動、今を楽しむこと、体験を大切にしています

三重県伊勢市生まれ。地元の二次救急病院で約6年間理学療法士として約6年働き、趣味ではじめたデザインにハマってデザイナーへ転職。転職のタイミングでより成長できる環境を求めて東京に引っ越し。都内のデザイン会社1社を経て、2020年からneccoに入社した。入社後にはモーションデザインのスキルを身につけ、現在デザイナー・モーションデザイナーとして働いている。個人ではブログを書いたり、たまに動画・映像関連のメディア出演をしたりしている。著書に『これからはじめるFigma WebUIデザイン入門』(マイナビ出版、2022)がある。インテリア、本、コーヒー、あまいもの、散歩、人の姿勢・動作観察が好き。

My necco

折れても治る。すべての挑戦は「経験」という資産になると信じています

子どものころから「なんでもやってみること」が好きでした。パソコンでカレンダーや年賀状を作ったり、手作りした雑貨やアクセサリーを大人に混じってフリーマーケットで販売してみたり。特にカラダを使って体験してみることが大好きで、高い木にのぼったり、屋根にのぼったり、クオリティの高い落とし穴づくりに没頭したり(最悪)と、大人になった今では考えられないような危険を楽しんでいた子ども時代でした。

なんでもやってみるのはいいですが、「限界の見極め」が下手で、頻繁に手足を骨折するなどしていました。10代は整形外科の常連で、松葉杖といえばレンタルが一般的ですが、自宅には専用のものがありました。松葉杖で伊勢神宮を参拝し、杖先のゴムをボロボロにして怒られたのもいい思い出です。

「死ななければ大丈夫」「骨は折れても治る」「右手が使えないなら左手を使えばいい」といった考えは今も変わりませんが、理学療法士の仕事を経験したことで「リスク管理」の重要性と「リスクをとること」の必要性も学べました。術後の痛みはつらいですが、痛いからといって休んでばかりでは動けなくなります。逆に動きすぎても悪化するため、現状を知り、目標を立て、それを実現するために必要なことをよく考え、適切に実行することが大切です。また、「いろんな人に支えられて生きている」こともケガの多い子ども時代に身をもって学べました。

もういい大人なので入院・通院レベルのケガは避けたいですが、リスクをとって挑戦すること、成長しつづけること、経験という資産を積み上げていくことを、仕事においても人生においても大切にしていきたいと考えています。

My Note

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necco Times vol.16(ネッコタイムズ)3月号のサムネイル画像

necco Times vol.16|ネッコタイムズ 2024年3月号